香りで気を巡らそう
宇都宮市で女性の健康をナビゲートする鍼灸マッサージ治療院 まんまる堂です。
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ここ数日、梅雨真っ只中といった湿っぽい日が続いていますね。
以前も書きましたが、東洋医学ではこの時期は湿気が身体に悪影響を及ぼす時期です。
消化器系の調子が悪くなったり、身体に重だるさを感じたり、脚がむくんだり・・・。
これらは水気のある重い「湿邪」が身体に入り、気の回りが悪くなることで生じます。
養生法としていろいろなものが考えられますが、
今日は「香りで気を巡らす」ことについて書きますね。
東洋医学では気が滞る(気滞)と、血や津液(体の中の水分)も滞ると考えています。
なので、湿邪が身体が気滞が生じると、身体のあちこちでなにか詰まったような感じが
出てきたりします。喉のつかえ感などもその一つと考えられます。
脹痛(脹痛)と言われる、なんだか張ったような痛みも特徴的な症状としてあげられます。
この気滞の対策として「理気」の作用のあるものを摂ると良いと言われています。
「理気」=気の回りを良くする作用という意味です。
理気作用の高いものに「香りの高いもの」があります。
手軽に取れる形としてハーブティなどがいいかなと思います。
- ミントティー
- ローズティー
- ラベンダーティー
この辺でしたら、比較的手に入りやいですよね。
ほかに柑橘系も理気作用が高いと考えられています。
漢方でいうと「陳皮」(みかんの皮)なんかもこの作用があると考えられています。
湿邪は、胃腸系にも悪影響を及ぼすのですが、陳皮は消化器系を助ける働きもあるので
この時期にはもってこいですね。
他に、香りの強い野菜としてたまねぎやピーマンあたりも理気作用があるとされています。
今回は「香りが高いもの」のなかで手に入りやすいものをかんたんにご紹介しましたが、
まだまだ「理気」の作用のある食材はいろいろあります。
今はネットでもたくさん情報が手に入りますので、ぜひ検索してみてくださいね。
気滞によって起きている体の状況によってもベストな食材の選択がかわることもありますので、
そのへんが興味ある方は、ぜひ薬膳などを学んでみると良いと思います。
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