ポンコツ車になる前に
まんまる堂。
ほぼ日な感じで、Facebookの治療院のページを更新しています。
当日と翌日のご予約の状況とその日のトピックス的なことを書いています。
今年は、そのトピックスの中で「ちゃんと記録に残しておきたいな」と思うものをピックアップしてHPのこのブログに残しておきたいなと思っています。
メンテナンス
さて、今日は「メンテナンス」の話です。
昨夜は、都内の研修の後に久しぶりに40年来の友人達に会ってきました。
みなそれぞれの人生を送っていて、集まればまずは近況報告。
この歳になると親のこと、そして健康のことが主な話題になりますよね(笑)
そのうちのひとりが、ずっと運動をし続けている(やりすぎて、あちこち故障してる)のですが、今、月1ペースで鍼灸に身体のケアに行ってるとの事。
「やっぱり身体のケアは大事だよね。やってると全然違うもん!!」
と言っていたのが印象的でした。
いつも身体を動かす習慣がある彼女は、普段身体の動かしていないヒトよりも「違い」がわかるんだと思います。
自分も含めてですが、身体を動かしていないヒトは「身体の感度が下がる」イメージです。
(だからこそ、メンテせずに放っておけるのかも?)
私達はもう中古車
最近、治療院で患者様とお話する時に身体を車に見立てて話をすることがあります。
「私たちは、車で言えばもう中古車。すでに下取りにも出せないかも」と。
いつも治療院に停めてある車は、2003年購入のもの。
来月で満20年車です。もちろん走行10万キロは余裕でクリアしています。
ここ2~3年は京都までの何回も往復で行っていますが、とりあえず何の問題もなく走ってくれています。
今の日本では、20年も同じクルマに乗るヒトは珍しいですよね(笑)
20年も乗っていれば、異音が発生したり、ベルトが切れたりはちょいちょいあります。
まんまる堂家はダンナさんが車に詳しいので、ちょっと調子が悪くなるとすぐにメンテナンスをしてくれてます。
「工賃ナシか~」とボヤかれますけどね(笑)
だからこそ、20年も乗ってられるんですね。
人間も40代になれば、車に例えれば、良くも悪くも「中古車」です。
古くなればなるほど、メンテを怠ると故障しやすくなるんですよね〜。
40代以降の皆さんは、きっとそれを体感していますよね?
残念ながら、ヒトの身体は「新車への乗り換え」ができません。
(最近は医療が進んで、ところどころパーツ交換はできますけどね)
まんまる堂自身は、19年前、胆石を患って胆のう切除しているので、言い換えれば部品が欠けている事故車といったところでしょうか?(笑)
おまけに若かった頃は上が90台だった血圧も、更年期に入ってから高め推移。
車で言えば、オーバーヒートランプが灯っている感じかな?
そもそもが体力がある方だったので、パーツが欠けても遜色なく走ってますけど、臓器がひとつないことで、ほかの部分には少なからず負担がかかっているはずです。
これは、患者様にだけではなく、自省も兼ねて….
先日書いた3本柱+1 をきっちりやっていない身体には、やっぱり身体のメンテナンスは必要です。
(やっていても、それなりの年齢になればやっぱり必要かな….)
ずっと元気に歩き続けられるように!
年齢とともに定期的に丁寧なメンテナンスを心掛けて、長持ちさせていきましょうね〜。
心も身体も「故障する前に」のケアのほうが、より効率的です。
ポンコツ車にならないように!!
ちゃんとケアしていきましょう。
リハビリ
上記の友人。
運動やりすぎて肩やら両膝やらを故障してしまって、現在は都内在住なのに約1時間半かけて、そこに通ったそうです。
「そんなにいいの?あそこ?」 と聞いたら、リハビリが秀逸なんだそうです。
半月板損傷でも、きちんと走れるとこまでもっていってくれるよ、とのこと。
リハビリは、その内容ももちろん大切だけど、ちゃんと通い続けるかも大事。
彼女は、手術後、池袋近くの住まいからまめにリハに通ってたんですよね。
当たり前すぎて今さら感ですが、故障してしまったらリハビリも大事です。
寝てたら勝手に元に戻るわけではありません。
リハビリは、今日行ったから明日すぐに元気になるというわけではないです。
だからこそ、日々の積み重ねが大事なんです。
やれば身体は応えてくれますよ。
でもみなさん。
わかっているけど、すぐに成果が出ないと行くのやめちゃうんですよね。
これからの医療には、そういう人たちのモチベーションをあげて継続をさせていくためにコーチングなどのメンタル面のケアも必要なのかもと感じています。
いずれにしても!
故障しても、何もしないで諦めないでくださいね〜。
メンテをするしない、リハビリをするしないの選択を含めて、自分の身体の管理はご自身が主体で行っていってくださいね。
大事なことなのでもう一度書きますね。「寝てるだけでみるみる身体が元に戻るなんてことはない」のですから・・・。