骨盤底筋機能障害とか尿もれとかの話

今日は骨盤底筋とか、尿もれとかの話。

骨盤底筋郡

なんでこれを書こうかと思ったかというと、きっかけは治療院ヨガの陽子先生との情報発信合宿

その日はそれぞれの情報発信の課題を持って集まってきました。
陽子先生は、10月からの新講座のご案内ページを完成、アップロードすることが課題。

まんまる堂はあまりにも放置しているブログの記事をまず書く、というのが課題。

そんな中、まんまる堂は21時から サブスクで参加している運動指導・身体機能向上に関わる全ての専門家向けのサイトの動画配信を聴講。
この日のテーマは、「骨盤底機能障害などに悩むクライアントに対してどのような対応をすることが可能か」というもの。
お話くださったのは日本人の理学療法士の女性で専門的に学ばれた方です。

その中で、いわゆる尿もれ対策での骨盤底筋群のトレーニングの話が出てきまして。

よくある「お尻の穴をギュッと締めて」という指導をしてるケース。
これ自分の骨盤底筋がどう動いているかわからない人がいて、かえって尿もれが悪化するケースがあるという内容。
もちろんですが、全員がそうという話じゃないので焦らないでくださいね。

「せっかくお金をかけてトレーニングに来てもらって、悪化させる」
簡単に言えば、尿もれ対策で受講してるのにどんどん尿もれがひどくなるという・・・。

これ、とても衝撃的でした。
視聴後、ついつい作業中の陽子さんにその衝撃をシェア。

そこからしばらく、ああでもないこうでもない、という論議に。

講座の中で一般的な話として紹介されたのは、
・呼吸をすると横隔膜が下がる。
   ↓
・そのことで腹圧がかかり、骨盤底筋群も下がる

ということ。

でも、陽子先生は体幹を使うトレーニングをしていると、腹圧がかけた時に内転筋(大腿の内側の筋肉)までつながる感覚ができて、むしろ骨盤底は上がってくる感覚があるとのこと。

「この差異は、なぜ起こるのか?」 が最初の課題。
確実にある陽子先生のその体感は間違っているのか?
それとも内容が間違っているのか?

2つめの課題は
「トレーニングをしている段階で、骨盤底筋群がきちんと動いているかどうかの見極め」

これね。
「骨盤底筋なんとか」という講座は世にたくさんありますよね。
トレーニングを指導する側がそういう人がいるということがわかっていないと、どんどん悪化する人を作っちゃうというわけです。

運動指導あるあるだと思うのですが、指導する側は主に「動ける人」なんですよね。
でも、指導を受ける人は大抵の場合、「動けない人」。
もうちょっと言い換えると「身体の感覚が鈍い人」でもあると思います。

「動ける人」が自分にピンとくる言葉で指導しても、「動けない人」がその通りに身体が動かないケースも多々あるかな、と。

日頃、陽子先生ともよく話すんですが、「受け取れる言葉は、人それぞれ」ということ。

まんまる堂はいつも治療院ヨガを一番端っこで受講して、参加者の方の動きを見ながら参加しています。
「ああ、あの人にはうまく伝わってないなぁ」とかいう時は、ある程度は動きでわかります。

陽子先生も、もちろんそういうことはわかっていらっしゃる。
一つのアサナでもたくさんの表現で伝えられるように「言葉のストック」を心がけているという話をされていました。

でも、その先もあるんですよね。
「言葉」をきちんと受け止めて頭で理解しても「身体がその通りに動くか」はまた別の話

これはまんまる堂自身でも経験は多々あります。

まんまる堂。
個人的な話になりますが、2人目の出産後に子宮内反という状態になりました。
胎盤が子宮の内側とくっついてしまっていて、胎盤が剥がれ落ちるのにくっついて体外に出てきそうになったんですね~。
これ、実際に出てきちゃうと出血多量で、死んじゃう可能性も低くないんだとか。

まぁ、幸い医師が気がついてくれて、押し戻してくれたんですけどね。

とはいえ、一度出てきそうになった子宮です。
子宮の位置が低いのは、自分でも体感できる程です。
(タンポンが押し戻ってきちゃうような位置なんですよ~

 

産後、子宮の検診の時に事情を知らない医師が「え?あれ?」とかつぶやいちゃうくらい下垂した位置にあります。
なんだったら、疲れているときは更に下に下がってくるのがわかります。
まんまる堂の体力残量ゲージは、子宮の位置の体感です。

そんなだからこそ、かえって骨盤底筋群の動きとかはわりと感じられています。(と思ってる)

だから、講義の中で
「自分の骨盤底筋が上に動いているのか、下の動いているのかわからない人がいる」というのにはビックリ。

人って、自分ができることはたいてい他の人もできると思ってしまっている。
ここをしっかり理解していないと、いろいろ失敗します。

日頃、治療やブラジャーのフィッティングをさせていただいていると身体の感覚が鈍い人が確実にいることも感じています。
それって、たぶん生まれつきでもなく、初めから鈍いわけではないんです。
使っていない、使えていないから起きていること。

何が正しいのか?
じゃあ、どうしたらいいのか?

そこを熱く語りましたのですよ。

ワタシたちがたどり着いた答えは。。。。次回に続きます!

追記:陽子先生がその日仕上げたのは、このページ。
10月からの新プログラムのご案内です。より少人数でみっちりと見てもらえますよ。
ページも力作です。ぜひご覧くださいませ!

ヨガスタジオ日日新プログラムご案内

 

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別館ブログでは、主にまんまる堂が学んだことや日常のことを書いています。
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