転ばぬ先の杖 と 価値観のおはなし

ニコニコまんまる堂からのお知らせ ニコニコ

年末おからだリセットメニュー 作りました
一年頑張ってくれた身体を休めるのに使っていただくためのメニュー作りました。
詳細は、こちらをどうぞ!→ おからだリセットメニュー


12月12日(木)
 中医学講座 スタートします。

全12回。
まんまる堂鍼灸治療院での対面講座とオンラインでのリアルタイム受講ができるよう計画中
ゆっくりと実際の臨床の話も交えながら進めていきます。→ お申込みはこちらから


12月28日(土) 治療院ヨガ 年納めスペシャル

通常は60分で開催している治療院ヨガですが、年末だけ90分かけてしっかりと身体を使っていきます。
今回は冬に関係が深い足の少陰腎経の経絡をケアするヨガをやっていただきます。
今年も1年無事に働いてくれたご自身のお身体をぜひレストアしにいらしてください。

 

宇都宮市で女性の健康をナビゲートする鍼灸マッサージ治療院 まんまる堂です。
生理不順 ・ 生理痛 ・ 不妊 ・ 妊活 ・ 妊娠期 ・ 産後 ・ 更年期以降をサポートします。

価値観イメージ

日々の暮らしで起きたことなどは、いつもはFBの個人ページや別館ブログに書いているのですが、たまにはこちらでも。

実は11月末に我が家の息子Bが自転車に乗っていて、自動車との接触事故を起こしました。
ケガは全くなく、こちらには被害なし。
(あえて言えば、学校の試験の日だったので本人が言うには気持ちが焦ってドウノコウノ・・)

車に乗っていた方は30代初めくらいの女性で、きちんとした印象の方でした。
平謝りしてくださっていましたが、多分どっちもどっちという感じのシチュエーション。

車の方は後部のドアに軽くこすったような跡(なのか、汚れなのかわからないレベル)が付いたような、ほんのちょっと凹みもついていました。

「これも今ついたキズか、もともとついていたキズかわかりません」
「直すかどうかもわからないので」

とのことでした。

当然、警察を呼んで自己処理をしていただき、連絡先を交換してその日は解散。

******

さて。
まずは転ばぬ先の杖、の話。

子供が中学校に入る頃、
「学生などが自転車で事故を起こして思わぬ賠償金を支払わなければならない」という報道がたまたまかもしれませんが、続いて報道されていました。

自動車などと違ってなんの保険も入っていない人も多いので、ぶつけられた方もぶつけた方も大変なことになるケースがある(最悪、ぶつけられた方が亡くなるケースも)という内容。

たまたまクレジットカードの明細と一緒に入っていた案内に
「個人賠償責任保険」(保険金月300円)で、同居の家族の自転車事故の保障がつけられる
ということが記載されていました。

同居の家族にそれらの保障が付帯されるなら安いものだなぁと思って、念の為、加入。
使わずに学生時代を終えられるかと思いましたが、まさかココで使うことになろうとは。

息子Bから「事故った、自分はケガしてない」と連絡が来た時、
とりあえず保険には入ってるから、相手の車に何かあってもどうにかなるな・・・と思えたので焦ることはありませんでした。

こういう保険、意外と使えます。
自転車に関わる保険、加入されていない方いたら、ぜひ。
それこそコーヒー一杯の値段で安心が買えることも。
子供が起こすハプニングに焦らず対処できますよ~。

転ばぬ先の杖。
お子さんが自転車によく乗る方は入っておくと安心ですよ。

*****

そして、この事故の後日談。
そこから価値観の話に思考が飛んだまんまる堂です。

相手の方の保険会社から後日連絡が入り、
「相手の方が車の修理をすることになりました。事故の按分によって金額を負担していただくことがあります。何か保険に入っていたりしますか?」
とのこと。

電話をもらったとき
「え??あのキズなんだか汚れなんだか分からないやつ、直すんだ・・・」
というのが、率直に頭に浮かんだ最初のこと。

身内をかばうわけでも、お金の話でもなく、率直にそう思ったんです。

私自身だったら、あんなの(と言っては失礼ですが)直しに出す時間と費用がもったいなくて放置して乗っておくなぁ、と。

ご本人も言っていましたが、ほんと、いつ付いたキズかわからない感じだったし。

 

*****

はい、上に書いたのはまんまる堂の価値観から見た状況です。

同じキズを見て、相手の方は事故後冷静になって、もしかしたら

「こんなキズが付いてる車で走るのは恥ずかしい」

と思うかもしれないわけです。
同じものを見ても、それぞれの立場や価値観が違うので、感じること考えることが違うのですよね。

だから、いい悪いとか、正しい正しくないとかそういうことではなく、「ああ、そうなのね」という感じでした。


*****

そんなことを考えながら、最近、知人2人から聞いた話を思い出しました。

ある場所について
一方の方は、その場所が掃除が行き届かず不衛生に感じる、と話し、
もう一方の方は、ぜんぜん気にならない、と話してらっしゃる。

私としては、どちらの話もわかるんです。
「きちんと細かいことまで行き届く」タイプの人にはそう感じるだろうなぁ。
「いい意味で、おおらか」なタイプの方は、全然気にならないだろうなぁ。
と。

そして「きちんと細かいことまで行き届く」タイプの方、ご自身が不衛生と感じる場所にはあまり行きたくはないだろうなと思うのです。

*****

前出の自転車事故のケースでは、私の感覚は「おおらかな」タイプの人に当たりますよね。
キズがついていても走ればいいというタイプ。

こういうタイプって、自分で書いてしまいますけど、
自分の価値観で「まぁ、こんな感じで大丈夫かな」の「こんな感じ」の基準が甘くて、テキトーです。

そこ、仕事の面では特に気をつけて、基準を「きちんと細かいところまで行き届く」方に近づけておかないとそのタイプの方から敬遠されることにも繋がりかねないわけです。

わかりやすく書くと、例えばまんまる堂にいらして
「なに?やだ、掃除が行き届いてなくて・・・」と思う方はもう一回来たいとは思いませんよね。

そしてその「掃除が行き届いてない」という価値観、言い換えれば「きれい」という基準がきっとそういう方とまんまる堂の基準が全然違っている可能性があるわけです。

まんまる堂が、「きれい」と思える状態が、ある人から見たら「不衛生」と思える可能性です。

自らがおおらか、というか率直に言えば、「ずぼらで大雑把」という自覚があるまんまる堂。

自分のその性質を理解した上で、仕事では「自分自身の基準や価値観」だけで考える、判断するのではなく、できるだけ多くの患者様の「基準」、つまりは「細かいところまで行き届く」方の基準に近い感覚でいろいろ見て、動けるようになっておきたい・・・。

自転車事故の事後のことを考えていたら、なんだかそんなことを考えちゃいました。

ある一つの事柄を見ても、
自分の価値観で見たものと、他の人の価値観で見たものものは違うんだ。

当たり前のことなんですが、
改めてそんなことを考えたまんまる堂なのでした。

*****

 

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