口を大きく開くと顎がガクンと言うんだけど・・・
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宇都宮市で女性の健康をナビゲートする鍼灸マッサージ治療院 まんまる堂です。
生理不順 ・ 生理痛 ・ 不妊 ・ 妊活 ・ 妊娠期 ・ 産後 ・ 更年期以降をサポートします。
つい先日のこと。
「口を大きく開くと、顎がガクンという」
という症状で、お母さまと来院してくださった患者様がいらっしゃいました。
いまは小学校高学年で、本当に小さい頃から知っているお嬢さん。
初めて会った時は、まだ幼稚園生で一緒にストレッチポールやってたんですよねぇ(笑)
そんな彼女もすっかり少女に。
確かに実際に口を開けてもらうと、見ただけでも「ガクン」というのがわかります。
鍼灸やマッサージでは症状を和らげることはできますが、その原因を取り除くことはできないので、治療をしても繰り返してしまう可能性があること。
そして、原因と考えられるいくつかを説明して、その原因として噛み合わせたが考えられるのでまずは歯医者さんで診てもらうようお願いをしました。
次に、「噛む」「顎を動かす」ということに関わる筋肉の説明をしました。
基本的に事故とかでなければ、骨は勝手にずれたりしないので、骨に付着している筋肉を緩めて上げれば症状が緩和する可能性が高いのです。
実際に痛くない範囲で顎を動かしてもらいながら、噛む時に動くはずの筋肉を触れてもらうと、
「耳の上の筋肉が全く動いてない~」と ご本人。
一緒にいらしたお母さまは「え、動くよ??どれどれ??」と言って、お嬢さんに触れると
「あ、ホント、動いてない~(;・∀・)!!」
さて・・・その確認をしていただいて、姿勢のチェックをして、このまま放置しておくと起こるかもしれない今後のことも説明。
ご本人が「鍼は怖いから、無理無理・・・・」ということなので、マッサージで対応することにしました。
まんまる堂自身も最初に鍼を体験したのは、28歳か29歳の頃。
最初に鍼灸院に行くときは怖かったので、気持わかります!!
噛み締めなどは毎日やっている可能性があるので、一緒に来てくださったお母さまにマッサージする場所や力加減をお伝えしながら、ゆっくりと施術。
多分、鍼灸マッサージの学校を卒業したばかりの頃だったら、
正直、「え~~~っと、鍼、ダメ?どうしよう~(^o^;)」と思っていたと思うのですが、マッサージでなんとかなると思えたまんまる堂。
「流石にあの当時よりは色々進歩してるな、自分」と密かに思ってみてたりして・・・。
この日は、「ハーブボールサービスデー」。
あっという間に寝ちゃっていたので、あまり熱いまま触れるとびっくりして起きてしまうと思ったので、ゆっくりマッサージするのにちょうど良い温度まで落として、首と肩にゆっくりとあて、身体を緩めていきました。
頬の筋肉と側頭筋がゆるんだなと感じたところで、耳の上に手を当てて本人に口を開けていただきました。
「わかる?」
「うん、動いてる~!!!!」
「口もまだガクンとは言うけど、最初よりはかなりスムーズに開けられる!!」
ε-(´∀`*)ホッ
患者様に変化を体感していただくのはとても大事。
10代なりたての若さ、そして症状が出てからあまり時間が経っていないからこその効果の速さです。
変化を体感していただけたので、その日の施術は終了。
日々の生活の話の中で習い事やスポーツなど「やりたいことが多くて、毎日疲れちゃう」という話がでてきました。
それには、疲れない体づくりの一環として栄養をしっかり身体に吸収できるようなアドバイスもさせていただき、お帰りいただきました。
お子さんの訴えた違和感をお母さまがすぐキャッチして動かれたのがすごくいいなぁと思いました。
訴えてもスルーだと、お子さんもだんだんそれを伝えてくれなくなります。
そして、まだ小さいのにきちんと自分の身体の違和感をキャッチして、伝える力があったお嬢さんもすごくいいです。
「違和感」や「痛み」は身体からのシグナルです。
それを見逃さずにキャッチして、自分の身体に意識を向けられることが回復への第一歩です。
どうぞ、ご自宅でのケア、続けてくださいね~(^^)
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